世界観設定


毎度の事ですが、はげしくオリジナル入っちゃってます。
しかも、ただいま、無謀を承知で、長編を書こうかと妄想中…。


宗教について

創造神であるルビス神信仰は、アレフガルド、ローレシア、ムーンブルク三大陸における宗教の基盤となっている。ただし、他の神とルビスの位置関係の解釈によって流派が別れる。

言語について

大きく分けて、アレフガルド語系とムーンブルク語系(世俗化した古代語)に別れる。それぞれアクセントや多少の語彙の違いに応じた方言がある。ロレ、サマはアレフガルド語を、ムーン王女はムーンブルク語(特に王族のそれは文法などが古代の文章語に近いため「古代語」とも呼ばれる)を母語としてしゃべる。ただし、ムーンは幼少時からアレフガルド語の教育も受けてきたのでほぼ完璧な二言語併用者(一部の俗語など除く)。サマはムーンブルク語を10歳前後から後天的に習得したのでやはりかなり使える。

民族

アレフガルド大陸、ローレシア大陸、ムーンブルク大陸の間では基本的に混血が進んでいるのだが、
(1) アレフガルド人
(2) アレフガルドの少数民族ドムドーラ人(竜退治のアレフの出身地)
(3) サマルトリアの先住民である「蛮族」
(4) ムーンブルク人
…の四系統が基本。なお、「ドムドーラ人」の起源は謎。

アレフガルド人は色が白くて栗色や褐色の髪、明るい目の色が多い。ドムドーラ人も色が白いが、背が高く、黒髪でアーモンドアイのすっきりした目元の者が多いのが特徴。サマルトリア先住民はアレフガルド系より更に北方に起源を持つため色素が薄く、金髪や赤毛に碧眼の者が多い。対して、南方に位置する大陸に住むムーンブルク人は彫りの深い顔立ちに黒髪黒目が基本。更に、肌の色も南方と北方でかなり違う。

〈ロレ王子〉
ローレシア人は基本的にアレフガルドからの植民開拓者が多数派なため、ロレ王子にはアレフガルド人(=ローラ)とドムドーラ人(=アレフ)以外の血があまり混じっていない。三人の中では圧倒的に先祖アレフに似ているが、涼しげな目元は、ドムドーラ出身の人間に言わせると、アレフよりもドムドーラ人的だという。

〈ムーン王女〉
ムーン王女はさかのぼれる範囲では、ローラとアレフの血が混じっているほかは基本的にムーンブルク系。ムーンブルク王家が伝統的に外部とあまり通婚しなかったことによる。しかし、明るい金髪はアレフガルド系の隔世遺伝を思わせる。なお、赤い瞳は王家に隔世遺伝で伝わる特徴であり、強い魔力を持つ者に多いという。


〈サマ王子〉
サマ王子はロト=アレフガルド系に加え、父方からいわゆる「先住民」系、母方からはムーンブルク系が混じっているので、三人の中では一番混血度が高い。アレフにはあまり似ておらず、むしろ先住民系とムーンブルク系の要素が全面に出ている。外観は典型的なサマルトリア人だが、目や顔立ちがややムーンブルク人的であるようだ。ある角度から見ると王女に似ているらしい。


2004/11/15

[33x3+1の質問へ]  [おしながきへ]